「顔だけ痩せるなんて無理かな…」そう思っていませんか?そんなことはありません!きちんと顔痩せに効果的な方法を取れば、きちんと顔痩せしますよ!
ポイントは3つ。「姿勢」「筋トレ」「リンパドレナージュ」です。
姿勢が悪いだけで顔はたるみますし、筋肉というゴムが伸びていると同様にたるみます。また、リンパの滞りでむくみが起こることが多く、そこを流すリンパドレナージュをすることで即効的な効果を引き出すこともできるのです。
本日は即効顔痩せの方法について、お伝えしますね!
顔がたるむ3つの理由

顔がたるんでしまうには、理由があります。それは主に3つです。
①姿勢が悪い
意外かもしれませんが、姿勢と顔のたるみはとても関係が深いのです。
最も関係するのが、猫背姿勢です。猫背姿勢とは、背中が猫のように丸くなっている姿勢ですが、この姿勢のもう1つの特徴として頭が前に出るというものがあります。
頭はボーリングの球と同じ約5.7kgの重さがあります。これがきちんと体・肩の上という正しい位置にあれば問題ないのですが、少しでもずれてしまうと…テコの原理でかなり負担がかかってしまいます。
この負担は首や肩に強く掛かるため、首肩こりになるのですが、同時にこれが顔のたるみにも直結してしまうのです。
この悪い姿勢では、頭が前に出たことによって重力を頭単体で受けてしまいます。本来であれば重力を体に分散することが出来ますが、前に出てしまった頭ではそのまま重力を受け止めてしまうのです。
すると下に引っ張る重力につられ、頬はどんどんたるんでしまうのです。
いくらエステなどで小顔を作っても、姿勢が崩れていれば何度でも繰り返してしまいます。
②筋肉がたるんでいる
顔にはたくさんの筋肉があります。目の周りや口の周り、また表情を作るのも筋肉です。
意図して顔の筋肉を使うことはないかもしれませんが、会話や食事で常に使われています。
しかし、この顔の筋肉がたるんでしまうことが現代ではとても多いのです。
その原因は、顔がたるむ理由①でも触れた姿勢があります。スマホやパソコンなどでつい猫背姿勢になるケースが非常に多いです。
また食事も関係しています。近年の食事は、昔に比べて柔らかくなっているということが分かっています。また液状に近いものから栄養を摂るケースも近年見られます。
これはつまり、あまり咀嚼をしなくても食事が出来てしまうということに直結します。
咀嚼をしなければ、顔の筋肉はどんどん衰退していきます。
これが顔の筋肉がたるんでしまう原因なのです。この場合、マッサージでは一度たるんだ筋肉は戻らず、むしろ逆効果です。
③体脂肪が多い
体脂肪が多いことも、顔のたるみに直結します。体脂肪はお腹だけ、足だけなどではなく、全身にくまなくつきます。
つまり体重や体脂肪が増えた場合、顔が大きくなると思っていただいて間違いありません。
よく顔を見て「あれ?太った?」などの会話になりますよね。
逆に言うなら、体脂肪を落とすダイエットに取り組むだけでも顔は小さくなりますが、これは長いスパンが必要です。
もちろん根本的な解決策としては取り組む必要があります。
また体脂肪が多いと、リンパの詰まりなどの原因にもなります。その点からも、ダイエットに取り組むことも重要です。
顔ヨガのやりすぎは注意!?

顔痩せの方法として、最近顔ヨガが流行っていますよね。
表情を大きく動かし発声をする運動です。
一見効果があるように見えますが、実は要注意です。顔ヨガをやりすぎて、逆に顔がたるむケースがあるのです。
これは筋肉がゆるみすぎることが原因と考えられます。
顔ヨガは、確かに顔を大きく動かしますが、その動きのほとんどがストレッチ要素なのです。
ストレッチは筋肉を伸ばして疲労物質や緊張を除去する効果があります。そのような効果が顔にも期待できますが、ストレッチは筋肉を伸ばすことです。
これをやり過ぎると、顔に限らずどこでも筋肉が伸びすぎてたるんでしまうのです。
近年スポーツ現場で競技前にゆっくり伸ばすストレッチをすると、パフォーマンスが下がってしまうことが研究で分かりました。
ストレッチはもちろん効果がありますが、顔痩せにとってはあまり行わない方が良いのです。
もちろん顔ヨガには顔のむくみを取るなどの効果もありますので、バランスをとりがら実践しましょう。
即効簡単の顔痩せ方法3つ

顔痩せはきちんと対応すれば、即効でしかも簡単に行うことができます。
その3つは以下です。
①姿勢改善エクササイズ
②顔痩せに効く筋トレ
③リンパドレナージュ
①姿勢改善エクササイズ
頭が前に出てしまう猫背姿勢を改善するだけでも、頭の位置が整い顔のたるみを解消することができます。
実は猫背姿勢の改善をすると首が細くながくなるので、速攻で顔痩せできるんです!
スワン
(動作)
①うつ伏せになり両肘を曲げて手を顔の横に持ってくる
②お腹に掌一枚分の隙間をつくる
③息を吸いながら、両手で床を押してゆっくり顔を床から浮かせていく。
この時、肩甲骨の間の背中を使うイメージ。また肩の真上に耳がくるように行う
④息を吐きながら戻す
(回数)
7〜10回
(ポイント)
・お腹を浮かせることで、腰を使わず背中を使うことができます。しっかり意識しましょう
・胸のペンダントを前の鏡に見せつけるようなイメージで動作をしましょう
(注意点)
・動作中頭が落ちると逆効果になります。顔は持ち上げたまま行いましょう
・腰を反らせると痛める原因になります。必ず浮かせて背中で行いましょう
リバースプランク
(動作)
①床に座って手を肩よりも後ろに着く
②両膝を立てて膝の角度を約90度にする
③一度両手で床を押して背筋をピンと伸ばす
④息を吐きながら、おへそを天井に近づけるようにお尻を持ち上げる
この時背中と二の腕で体を支えるイメージ
⑤息を吸いながら戻す
(回数)
7〜10回
(ポイント)
しっかり手で床を押すことで、二の腕に効かせて頭の位置を戻すことができます
(注意点)
動作中顎があがったり、頭が前に出ないように注意しましょう。
②顔痩せに効く筋トレ
顔には大小多くの筋肉があります。その筋肉がたるんでしまうことが、顔が大きくなってしまう原因です。
逆に言うなら、筋肉なので筋トレをしてあげるとしっかりと引き締まります。
簡単な道具を使いながら、しっかり顔を筋トレしましょう!
「う」「お」体操
(動作)
①口を「う」の形にして10秒キープ
②一度リラックス
③口を「お」の形にして10秒キープ
(回数)
①〜③を5〜7セット
(ポイント)
・「あいうえお体操」がありますが、「あ」「い」「え」はストレッチ要素になります。
筋肉を締めることのできる「う」と「お」のみ行いましょう
(注意)
動作中顎に痛みがあれば中止しましょう
ペットボトル体操
(動作)
①洗面台に行きペットボトルに水を100〜300g入れる
②下を向いて口をすぼめてペットボトルをくわえる
(この時歯で噛まないようにする)
③10秒〜20秒キープする
(回数)
①〜③を5〜7セット
(ポイント)
ほっぺたをすくませてペットボトルを落とさないようにしましょう
終わった後ほっぺたや顎周りが疲れていれば正解です
(注意)
頭を落としすぎると猫背の原因になり兼ねません。胸は張るようにしましょう
③リンパドレナージュ
リンパ液は血液とは違う性質を持つ老廃物などを体外に排出する働きのある体液です。
リンパ液はリンパ菅という関所のようなところから出て戻ります。これがスムーズに流れることで、私達は疲労を残さず、また免疫力を保つことができます。
しかし、このリンパの流れが滞ってしまうことがあります。
それはあまり動かない日常生活や、添加物や脂っこいものを食べ過ぎるなどの食生活が原因です。
リンパ液が滞ると、体にではむくみとして症状が表れます。つまりむくみとはリンパ液の滞りにより渋滞が起こっているのです。
これが顔で起こると、ムーンフェイスと呼ばれる顔が月のように丸くなってしまう症状が起こります。
リンパドレナージュでリンパの流れをよくする事は、即効的に顔痩せさせる重要なポイントなのです。
STEP1リンパ菅にタッチ
まずリンパ液を流す為にリンパ菅にタッチします。
【場所】
左の鎖骨のすぐ下
【タッチのやり方】
人差し指と中指で軽く押す。
(豆腐を優しく押すようなイメージ)
【回数】
3秒押して離す×5セット
【ポイント】
とにかく優しく、柔らかく押しましょう。押されている感覚がない程度でもリンパ菅にはアプローチできています。
【注意点】
強く押してしまうと逆効果です。通常のマッサージとは全く違く感覚ですので、とにかく優しくタッチしましょう。
STEP2首のリンパを流す
【場所】
首の両側で、耳の下から鎖骨にかけて
【流す方法】
人差し指と中指で軽く押して、そのまま上から下に向かって滑らせる
(首の下から鎖骨に向かって)
【回数】
7回
【ポイント】
皮膚を滑らせるように行いましょう。
【注意点】
筋肉に効く程強く押さないようにしましょう
STEP3顔のリンパを流す
【場所】
両側の頬、顎から耳の下まで
【流す方法】
人差し指と中指で軽く押して、そのまま下から上へ滑らせる
(顎から耳に向かって)
【回数】
7回
【ポイント】
皮膚を滑らせるように行いましょう。
【注意点】
筋肉に効く程強く押さないようにしましょう
STEP4目のリンパを流す
【場所】
両目の周り
【流す方法】
人差し指と中指で軽く押して、そのまま目の内側から外側へ滑らせる
【回数】
7回
【ポイント】
皮膚を滑らせるように行いましょう。
【注意点】
筋肉に効く程強く押さないようにしましょう
STEP5おでこのリンパを流す
【場所】
おでこ全体
【流す方法】
人差し指・中指・薬指で軽く押して、そのまま中央から外側へ滑らせる
【回数】
7回
【ポイント】
皮膚を滑らせるように行いましょう。
【注意点】
筋肉に効く程強く押さないようにしましょう
STEP6最後にもう一度首のリンパを流す
最後にもう一度先ほど行った首のリンパを流す方法を行いましょう。
これは顔のリンパ液を左の鎖骨下のリンパ管に戻す役割があります。
これを行わなければ循環しませんので、必ず行いましょう。
リンパドレナージュには軽い運動も効果的
リンパは体液です。つまり体を動かす事でリンパの流れをよくする事ができます。
ポイントは2つ、「捻る運動」と「軽い有酸素運動」です。
捻る運動とは、寝たり座った姿勢で体全体を捻るのです。
最も簡単な方法は寝返りです。仰向けに寝た状態から、ゆっくり寝返りをします。上半身と下半身に時間差を作る事がポイントです。
行っていただくとわかりますが、これが意外と難しい。体全体を使って捻ってみましょう。
軽い有酸素運動とは、散歩がオススメです。よくランニングなどを選択される方が多いですが、ランニングは疲労物質を溜めてしまいます。
また筋肉を過剰に緊張させてしまい、これもリンパの流れを滞らせる原因になります。
そこでオススメは散歩程度の軽い有酸素運動です。ただし、ただ歩くだけではなく全身を使う必要があります。
手を振って足を大きく出す事です。それにより、体内のリンパの流れを良くすることが出来ます。
まとめ

顔が大きくなってしまうのは、姿勢が悪く顔の筋肉がたるんでしまったことが原因です。
この場合、姿勢を整えて顔の筋トレをすることが効果的です。
また日常生活の中でリンパの流れが滞ってしまい、それにより顔がむくんでしまうことも原因になります。
この場合リンパドレナージュでリンパの流れを良くすることで、むくみが解消され顔痩せすることができます。
「顔小さくなってない!?」と言われるほど即効性のある3つの方法です。
友達や彼氏を驚かせちゃいましょう!(もちろん、ダイエットもお忘れなく!)
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