筋トレの後のバナナの効果が凄かった!メリットとデメリットを紹介!

ダイエット

バナナは、スーパー・コンビニでいつでも手ごろな価格で買えるということもあり、さらに甘みもあって美味しいため人気のフルーツです。
美味しいだけでなく栄養豊富、さらに低カロリーですのでダイエットにも効果的なんです。筋肉増強にも役立つとの噂。
そこで今回は、そんなバナナの魅力・筋トレに効果的な理由などを徹底解説していきます。

バナナの効能について

スーパーなどで手軽に手に入る美味しいフルーツ、バナナ。効能については案外、「詳しくは知らないかも」という方が多いのではないでしょうか?まずはバナナの効能について知ることから始めましょう。

バナナに含まれる有名な栄養素

糖質・ミネラル(カリウム)・ビタミン(ビタミンB1・ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE)・マグネシウム・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・カロテン・セロトニン・リン・鉄・たんぱく質・脂質・食物繊維・オリゴ糖

なぜ筋トレ後にバナナが効果的なの?

バナナの栄養素にはカリウムやカルシウム・ビタミン類・葉酸など多くの栄養素が豊富に含まれています。

まずカリウム。この栄養は、体内の水分調整・高血圧改善に効果的です。ナトリウムと同等の栄養素で、細胞内液の浸透圧を一定に調節してくれる機能となっており、体液バランスが効率よく促されるようサポートしてくれます。

筋トレで汗をかくと、水分と一緒にナトリウム・マグネシウムなどの電解質も失われていきます。カリウムが不足してしまうと筋肉に負担がかかった際に足がつりやすくなり、痙攣(けいれん)の原因につながります。
そのため筋トレ後にバナナを食べることでカリウムを適度に摂取することができ、筋肉の収縮を防ぐことが可能です。

次にポリフェノールです。ポリフェノールというとフルーツの中ではブドウに多く含まれていることで有名ですが、実はバナナのほうが含有量は多いのです。また強い抗酸化作用で活性酸素を取り除いてくれることも分かっており、筋トレ後の疲労回復にも効果的だと言われています。

その他には、腸内環境を整えるためのオリゴ糖や食物繊維、ビタミンB群も含まれています。腸内環境を綺麗に整えてくれるため、便秘解消にも役立ちそうですね。

筋トレ後にバナナを食べるメリット

筋トレの後にバナナを食べることで得られるメリットをご紹介します。こんなに良いことがあるのか!と驚くこと間違いなしです。

筋肉の修復に役立つ

バナナにはカリウムが十分に含まれていると前述しましたが、壊れた筋肉の修復を促してくれるのがカリウムです。
またカリウムは体の中の余分な水分・老廃物を排出。さらに筋肉の機能を調整してくれる効能もあります。水分の調整やむくみの解消効果も含まれています。
まさに、バナナはトレーニング後の疲れた体に最適といえますね。

ただし腎臓病などでカリウム制限のある方はかかりつけの医師に相談してから摂取するようにしてください。

吸収速度が速い!ケガの防止にも

吸収のスピードが速いというのも特徴です。バナナを摂取してからスピーディーに体に栄養素が行き渡り、バナナを食べてすぐにエネルギーに変わってくれます。食べてから大体40分後で吸収されます。野菜は2時間、白米は8時間かかりますので、40分という数字がいかに早いかという事がお分かりになるでしょう。

トレーニング中にお腹が空いたままで続けていても体力や集中力などが続かないですし、体内のグリコーゲンが消費されてしまい逆に筋肉が少なくなってしまう可能性も。
そうは言ってもトレーニング中に食事をするのは気が引けますよね。
そんな時に手軽に、すぐに栄養を吸収してくれるバナナを食べることで手軽にエネルギーが補給できるというわけです。

また、前述しましたカリウムのおかげで怪我の防止にもつながります。カリウムは筋肉の修復以外に筋肉の収縮もサポートしてくれます。
カリウムが筋肉疲労を減らして防ぎ、筋肉の収縮を抑えて怪我の防止に一役買ってくれます。

睡眠もサポート!

睡眠にもバナナは良い効果を発揮します。バナナに含まれているトリプトファンという成分が、脳の中で幸福ホルモンのセロトニンを分泌。その成分が睡眠を促すメラトニンを分泌させます。

つまり、筋肉トレーニングをしたあとにバナナを食べることで、質の良い睡眠を促して疲れた体を回復させる効果があるということです。

逆にデメリットはある?

ここまでメリットばかりを紹介してきましたが、デメリットについても触れておきたいと思います。バナナの悪い点と思われるものを二つ紹介します。

酸っぱいものと一緒に食べるときは注意

バナナと一緒に酸っぱい果物を食べる際は気を付けましょう。
例えば、酸味が強いイチゴと甘いバナナを同時に食べるなど。イチゴなどの酸味が、甘いものの消化酵素の働きを妨げてしまうのです。そのため消化に時間がかかってしまいます。
筋トレ中には、バナナとの食べ合わせには注意します。

またバナナの栄養をしっかりと摂るために、完熟させてから食べるようにしましょう。組み合わせとしては無難なところではヨーグルトがおすすめです。バナナに含まれる食物繊維とヨーグルトに含まれる効果の相性が良いため、朝食にぴったりです。
あとはバナナジュースにするという方法も良いです。
ご存知の方も多いと思いますが、バナナは完熟後の傷みが早いです。バナナの皮を除き、密閉袋に入れて冷凍しましょう。

身体を冷やしやすい

バナナに含まれるカリウムには体を冷やす効能があります。これには、バナナが南国原産のトロピカルフルーツであることと関係しています。
身体を冷やすと言っても、冷え性に悪いということもなく、1日1~2本程度であれば気にすることはありません。

プロテインの吸収率も上がる

トレーニング後には、プロテインを摂取する方が多いと思いますが、その時にバナナを加えることでさらに筋トレ効果がアップします。
タンパク質であるプロテインは、その時に同時に摂取するものによって吸収率やスピードが大きく異なることが特徴です。

バナナは吸収力に優れていますので、プロテインと一緒にバナナを摂取することで、プロテインの吸収率も向上するというわけなのです。
バナナであれば手軽に摂取できて、高価なフルーツでもないですのでお手頃価格で買えますし、基本的に腹持ちが良いですので小腹が空いた時に軽食代わりにも最適です。

運動前・運動中にも◎

バナナは筋トレ後以外に、筋トレ前の糖質補給にもぴったり。
トレーニングをおこなう前には、パワーの源となる糖質・アミノ酸を摂ることが欠かせません。

空腹の状態やエネルギーが不足した状態で筋トレを始めてしまうと、せっかく鍛えた筋肉をエネルギーに変えていってしまいます。つまり筋トレの効果が減ってしまうのです。
そのため筋トレをおこなう前に糖分を程よく含んだバナナを軽く食べておくのはとても良いことです。

また暑い時期などは、熱中症や疲れからくるけいれんを防ぐ効果もバナナにはありますので、夏場のトレーニング中にもおすすめです。

筋トレ後にバナナを食べるタイミング

筋トレにバナナが良いことは十分に伝わったけれど、具体的にバナナを食べるタイミングっていつ?と疑問に思った方に、最適なタイミングを解説します。

バナナは筋トレ後、「なるべく早めに食べる」のが正解です。筋トレ後というのはエネルギーを効率よく運ぶためのインスリンというホルモンが分泌されています。
吸収率が高まっている状態ですので、栄養を補給するのには効果的なタイミングです。
また筋トレ後は炭水化物が減ってしまっているため、トレーニングした後すぐにバナナを食べることで筋肉の減少を防ぐことが可能です。

バナナの品種一覧もご紹介!

実はバナナには、形・味などが異なる多くの品種が存在します。
私たちがスーパーやコンビニで見かけるバナナは、フィリピン産のバナナがほとんどだと思いますが、フィリピン産でも品種がいくつもあるのをご存知ですか?

またバナナの品種によって食感や甘み、酸味がかなり違いますので、色々な種類のバナナを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

・ジャイアントキャベンディッシュ
このバナナはスーパーでよく見かける品種です。フィリピンバナナとも呼ばれ、日本人が食べ慣れたバナナですね。
適度な甘さで朝食や軽食に買い置きしているという方も多いのではないでしょうか。

・サンタマルタバナナ
サンマルタバナナは、南米コロンビア産のバナナ。南米の太陽とミネラルが豊富な土壌で育てられたバナナですので、独特の食感と美味しさが魅力です。

・北蕉
こちらは台湾バナナで、一番ポピュラーなバナナになります。日本に輸入されてきている台湾バナナも北蕉がほとんどです。
濃厚な味が特徴的で日本人好みだといわれています。

・旦蕉
丸みのある形状のバナナなので一口バナナとも呼ばれています。

・李林蕉
珍しいバナナ。S字の形をしているのが特徴的で、甘みよりも酸味が強いです。

・紅皮蕉
別名レッドバナナと呼ばれる品種。酸味と甘味がリンゴに近いバナナです。

・モンキーバナナ
一般的なバナナよりも小さいサイズのバナナで、これはスーパーで見かけることも多いですよね。
甘くて柔らかく、子供のおやつやお菓子作りにぴったり。

・バナップル
短い見た目で、酸味が強いのが特徴です。

・ラカタン
別名スポーツバナナと呼ばれるバナナで、お馴染みの味です。東京マラソンのランナーにも配られました。
キャベンディッシュに比べてクエン酸が多いのも魅力。

・島バナナ
沖縄にある家庭の庭で育っているバナナ。沖縄県民には最もなじみのある品種になります。甘味や酸味が強く、お値段も高めです。

・三尺バナナ
小さめサイズのキャベンディッシュです。

・プランテイン
アフリカでは主食とされているバナナで、調理用としても使われます。甘みは強くありません。アフリカ料理のお店などでも食べられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
バナナは栄養満点で、さらに筋トレにぴったりだということが分かりましたね。食べるタイミングや量、食べ合わせに気を付けて効率の良い&効果の高い筋トレをおこないましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました